| 名称 |
所在地 |
内容 |
| へら浮子 |
千葉市 船橋市 旭市 |
へら鮒用の浮きは、江戸時代以来の伝統があるが、孔雀の羽を使用する等様々な工夫がなされている。 |
| 上総鯉のぼり |
市原市 |
江戸時代中期から上総地方に伝わる鯉のぼりで、昔ながらの手法により、鯉のウロコの形を描き、印毛で何度も塗り重ねていく。印刷による鯉のぼりとはひとあじ違った味わいと趣がある。 |
| 八千代びな |
八千代市 |
昔ながらの製作技術である1人作りで、胴は藁作りの本仕立てのひな人形。 |
| 行徳神輿 |
市川市 |
行徳地区には神社仏閣が多く、仏師の技術の発展をもらしたものと考えられ、江戸時代以来の伝統技術に基づき作られている。全国に出荷され、全国的にも有名である。 |
| 鋏 |
松戸市 市原市 成田市 |
地金と刃金を鍛合し、鋏鍛治技術によりすべて手造りで仕上げる。ラシャ鋏、植木鋏、園芸・生花用鋏など作られ、切れ味、耐久性使い易さなど定評がある。 |
| 友禅染 |
松戸市他 |
江戸時代中期から確立した伝統的な友禅染の技法を受継ぎながら、新しい図柄の創作にも意欲的に取り組んでいる。 |
| べっ甲細工 |
松戸市 |
べっ甲細工は、江戸時代のはじめ、ポルトガルやオランダから伝来したもので、その後、わが国の細工師によって受け継がれて来た。従来は、櫛、帯留が中心であったが、最近は、ペンダント等などの装飾品が作られている。 |
| 野田和樽 |
野田市 |
わが国を代表する醤油の町で作られる、200年以上の伝統を持つ醤油製造技術。新しい容器の登場により今は、飾り樽、民芸ミニ醤油樽、つの樽などを製作している。 |
| 木撥(きばち) |
流山市 |
常磐津、清元、長唄等に使用される三味線の撥で、不二型撥といわれている。材料には樫と柊が使われて独特の鉋(かんな)によって仕上げられている。 |
江戸つまみ かんざし |
流山市 |
江戸時代からの伝統を持つ精巧であでやかなかんざし。羽二十の裁ちぎれを折りたたみ、花びらなどを組み合わせて台紙植え付ける。 |
| 真朱焼 |
鎌ヶ谷市 |
真紅に発色するわが国でも珍しい焼物で、つぼ・茶碗等がある。輸出向優良商品にもなっている。 |
| 落花生人形 |
八街町 |
本県特産の殻付き落花生を加工し、自然の形を生かして作る数少ない民芸品である。ひな、越後獅子、弥次喜多等の種類があり、土産物店などで販売されている。 |
| 佐原ラフィア |
佐原市 |
マダガスカル島産の椰子科の植物「ラフィア」の葉状の繊維を原料としてハンドバック等を製作する。製品に施す刺繍に特色がある。国内では唯一であるが、南ヨーロッパでは高級手芸として伝統がある。 |
万祝染 (大漁旗、半天、長着) |
銚子市 旭市 鴨川市 |
江戸時代から続いた豊漁を祝う晴着「万祝着」の染色技術を継承し、綿布にもち米の糊で文字や絵を描き染色する。祝い用として人気が高い。 |
| 籐製品 |
銚子市 千葉市 |
素材から製品まで一環した手作りで、特に、手巻、手編込という技術を用いて籐製品を製作している。 |
| 銚子ちぢみ |
銚子市 |
糸に5倍のヨリをかけて織るもので、縞・格子縞が多い。ちぢみ独自の肌ざわりのよさが特徴。江戸時代、漁師の妻達が生計の一助に始めたのが起源という。 |
上総建具・ 組み子工芸 |
山武町 |
江戸時代中期、木材の需要が高まり、山武林の栽培面積が増大し、上総建具の生産も増大した。この建具には組み子という装飾が施され、模様の種類は60余り、組み方も数種ある。山武杉のみごとな正目と複雑に織りなす組み工芸は高級建具として評価が高い。 |
| 上総の凧 |
茂原市 市原市 一宮町 長南町 |
江戸時代中期から上総地方に伝わるトンビ凧で、節句や大漁を祝う凧として作られたもの。図柄は万祝着のデザインや部者絵・家紋・屋号・子供の名前・龍・寿などの文字があり、うなりをつけて上げる。また角凧は天高くあげるための凧で、竹材のバランスと強化に工夫が凝らされている。 |
| 本格絵馬 |
茂原市 |
信仰奉納用の絵馬の製作、修復のほか、室内装飾用の絵馬も製作している。日本画の技術を取り入れ、絵画性の高い絵馬製作に特色がある。図柄はトラ・ウマ・ハト・ウシ・龍など。 |
| 海女人形 |
安房地域 夷隅〃 |
海女を形どった土人形。房総の風俗を象徴する人形として人気が高い。 |
| 房総うちわ |
館山市 富浦町 |
四国の丸亀、京都と並ぶうちわ日本三大産地の一つ。館山を中心に年間200万本を生産している。房州産の女竹を用いた丸柄が特徴で24工程はすべて手作業。民芸品として全国に出荷している。 |
| 竹工芸品 |
館山市他 |
県内に良質の竹を産するため真竹・女竹などを使った各種の竹工芸品が製作されている。茶・花器・竹すだれ・竿をはじめ、新しい造形の試みも行われている。 |
| 唐棧織(とうざんおり) |
館山市 |
安土・桃山時代にオランダから伝わった。草木の自然染料だけを用い、木綿糸の染色から製品までに正統な技術を伝承しているのは、他に例がない。紺地に赤、浅黄など渋い縞柄が特徴。反物のほか、サイフ、袋物などに仕立て、民芸品として人気が高い。 |
| 綴錦織(つづれにしきおり) |
館山市 |
別名瓜織り綴れとも言われ、瓜及び櫛を用い、絹糸、金糸、銀糸で模様を表わし織り上げる。技法は遠く奈良時代にさかのぼる。 |
| 房州船鋸(ふなのこ) |
鴨川市 |
江戸時代から定評のある安房の鋸は、戦国時代里見氏の日本刀鍛治技術にさかのぼるという。立挽、穴引等28種類はどの船鋸や家大工用の鋸を純度の高い安来鋼を使い、全工程を手作業で作られる。 |
| 雨城楊枝(うじょうようじ) |
君津市 |
江戸時代、黒文字の木を用いて藩士たちが内職をして作ったことを起源とする。久留米城を別名”雨城”と称したことが名前の由来である。木肌と木肉の白さに味わいがある細工楊枝で、30種類余りあり、装飾品としても珍重されている。、 |
| 小糸の煙火(はなび) |
君津市 |
江戸時代から上総から安房にかけて花火作りが盛んであったが、昭和初期製造が許可制となり、花火の製造趣味は衰えた。この花火はいわゆる「形もの」と呼ばれるもので、夜空に図形や文字を美しく描くのが特徴である。 |